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2008年12月25日 (木)

スウェーデン式クリスマスをフランスで

あちこちで繰り返し言っていることだが、フランスに留学していた2年間の僕の短い経験から言うと、日本人と一番肌の合うのはスウェーデン人だ。ユーモアの感覚や性格が非常に肌にあう、というか、日本人に近い。例えば、初めましての時のはにかみ方、「ちょっとちょっとあれ見て、クスクス」感、それからスウェーデンの音楽も、英米のロックやポップスをわかりやすく、コマーシャルに仕立て上げるセンスも日本人に近いと思っている。本物はなかなか生まれないけど、程よい感じをつくるのが上手、みたいな。

例えば、フランスで恋人同士になるのは日本人(女)フランス人(男、しかもアラブ系が割りと多かったりする)のパターンがよく見受けられたんだけど、それは日本人(女)に擦り寄ってくるフランス人が日本好き(そして大抵の場合漫画やアニメが好きな方々「OTAKU」)とか、押しが強い(特にアラブ系)からで、決してウマがあってのことではない気がする。
僕は外国人だから友達になる、とか付き合うっていう感覚が信じられないんだよね?これも何回も言っているけど、じゃああなた、仲良くしているそのフランス人、側だけ日本人に置き換えても友達になる??っていつも思っていたんだ。

ドイツ人はマジメで几帳面だから日本人と気が合う、という説もあるが、これは微妙だ。だって日本人ってそんなに几帳面じゃないもん。綺麗好きや礼儀正しく見えるのは別に僕たちがそういう性格だからではなく、家は土足で入らない、挨拶するときはお辞儀するっていう習慣の国だからさ。本質的にはどうだろう。普通でしょ。

また、陽気なスペイン人とかイタリア人がとっつきやすいイメージがあるが、彼らは自分と近しい人をファミリーと位置づける性格の人が多く、仲良くなると四六時中一緒にいなきゃなんない友達が周囲に多かった。また、基本的には保守的な人たちなので、うまい具合に日本人とはかみ合わないのだ。かみ合っている風には見えるんだけど。絶対しんどくなる。

上記以外の理由でも、フランスで知り合ったスウェーデン人達は好きな映画音楽本が一致することが多く、親友と呼べる友達を何人もつくることができた。フランスに行く前、言葉も満足に交わせないのに友達はできないと覚悟していた僕にとってはとても幸せなハプニングだった。

そんな彼らにあるクリスマスの日に、パーティに招待された。伝統的なスウェーデンのクリスマス・パーティをやるから!!って。
段取りなんだけどまず、女の子達が頭に蝋燭を立て、白い布装束みたいの着て、歌いながら食事と飲み物を運んで来る。その時点で他のスウェーデン人がクスクスッてなっているのを見て、あぁ、普段のクリスマスではきっとしないだろうな~僕たちに見せるために準備してくれたんだなぁと、しみじみ。

その後皆で例の儀式風に運んで来てくれた食事をとることに。この食事が‥。まず飲み物は、砂糖と干しブドウの入ったホットワイン。おいしいおいしい。で、肝心のメインディッシュっていうか、料理は一品だけだったんだけど、お米を牛乳で煮たてたおじやみたいな料理。味付けがほとんどないので、ただ米を牛乳で煮た味しかしない。おいしかったかって??言えない。僕はスウェーデン人が好きだから。だからここは、もてなしに応えるべく、「おいしいおいしい!!」とおかわりまでした。だってさ、一生懸命用意してくれたんだよ?この位やらなきゃ罰あたるよ。

そして年も明けた1月のある日、暖房設備もろくにない、スウェーデン人が4人で住んでいる貸家(僕がよくそこに入り浸っていた)に来ていた僕は、彼らと、
「寒いねぇ、お腹空いたねぇ」なんて話をしていた。すると、その中の一人が「あ、去年のクリスマス・パーティで欽哉がおいしいって言っていたあの料理つくろう!!」
なんて言い出して、他のスウェーデン人達も「そうしようそうしよう!!」って盛り上がっちゃったわけ。

えぇ!!??あれまた食べるの??うぅ‥。やっぱり人間は正直に生きないとだめだな、絶対にその嘘が廻り廻って、そう、それはまるでフリスビーのように自分に返ってきちゃうんだ。

彼らが牛乳おじやを作っている間、考えた。どうしたらおいしくいただけるだろうか??その家には大した調味料もないのだけれど、塩ならある!!塩をふりかけてドリアの下の部分だと言い聞かせて食べてみよう!!とひらめき、実際にやってみた。もっとひどくなった。牛乳で炊いたご飯に塩をかけた味しかしない。なんのマジックも起きなかった。

Very Merry Christmasということでひとつ。

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2008年12月23日 (火)

M1を語らずにはいられない

今年のM1。皆様はどのように感じたでしょうか?
それでは僕の感想。

ダイアン
悪くない。全然悪くない。クリスマスネタってのもベタだけどいいじゃない、逆に洒落ている。結構な実力者だと思う。ただ、4分のネタで勝負するタイプの人達じゃない気がする。間を大きくとったらとっただけ笑いが膨らむタイプの漫才だから。
だから今の短ネタが全盛のこの時代の逆を行っている気がして、不憫だけど。後は、突っ込みの人がもっと洗練されれば。

笑い飯
前半はまずまずの滑り出し。笑い飯は後半の畳み掛けでどこまで笑いを取れるかが鍵なんだけど、今回はその後半の交互のボケが弱く、ちょっと滑舌が悪かったので聞き取りづらかった。客が着いていってなかった。
ま、でも、期待して外す感がもう堂にいっちゃってて‥。
もしまじで優勝を狙っているなら今年だったのに。

モンスターエンジン
実は一番期待していた。コントもそれぞれのピン芸もとってもおもしろいから、漫才は一体どうなんだろうと。
ディティールはすごくおもしろかったんだけど、なんか、ふたりの本来の実力と漫才のネタが噛み合ってないような気がする。だってあの突っ込みの人相当おもしろいんだよ?そういうのも活かしたネタを作って下さい。漫才はジェットコースター感が大事なんだけどそれがなかった。でも役者としてのうまさは今大会一だと思う。

ナイツ
言葉間違いの連鎖で、それがなんだか帳尻あってくっていう、王道な感じ。普通にテレビで見てたらどってことないんだけど、M1は新しさよりうまさの方が高得点につながるので、きっといい点取れるだろうなとは思っていた。あと、ダイアンと違って、実は4分という時間にはピッタリのネタだ。あれ10分は、悪いけど観れない。
突っ込みの人、まじめだし、ちゃんとやってるけど、もうちょっと役者感が出ると(例えばアンタッチャブルの柴田位)もっとよくなるのに。

U字工事
思ったよりおもしろくてびっくりした。うまい。でもいつ観ても結局栃木ネタ。そりゃ洗練されるわ。ただ二回観たいとはならない。あと、突っ込みが読めちゃう。でも僕は、今回一番洗練されているのはこの人達だと思った。なんていうの?80点を100点でやるって感じ。
でも、きっとこういう人たちは必要なんだよ。
実は今回のグループの中で、一番長持ちするんでなかろうか。

ザ・パンチ
僕こういう雑なのに弱いんだ~。漫才をふざけてやってる感が好き。
なのになんで一丁前に緊張しちゃうの??
特にあの突っ込みは僕は今大会ナンバーワンだと思う。
転がったおむすび追いかけて崖から落ちて~、とか、裸でアイスホッケーのキーパーやって~とか、じゃがいもの芽だけ食べて~とか、明日から使いたくなりませんか?

NON STYLE
いろんなとこで賞取ったりしてるし、何度か見てるんだけど、ごめんなさい、どうしても好きになれない。これは生理的な問題なのかもしれないけど、ボケの人も突っ込みの人も好きになれない。
でも、きっとこの人達が優勝するんだろうな?って多くの人が思っていただろうな。ネタもボケと突っ込みのキャラのバランスも、適度な動きもあり、安定してるんだもん。でもさ、そんなんで興奮できる?

キングコング
ひどかったなぁ。僕、キングコングは嫌いじゃない。ただ、漫才は全然好きじゃない。けど、けどね?死に物狂いで取り組んできたみたいだから純粋に楽しみにしていたんだけど、気負い過ぎ。というか考えすぎてネタ選びを間違った。去年と差別化を図りたかったんだろう。動きの少ないネタにしたせいで、おもしろさ半減。キングコングって西野がネタ書いているんでしょ?それが間違いな気がする。

オードリー
僕は敗者復活どうかオードリー出てくれよと祈っていた。どうしてかというと、この並びでオードリーは超おいしいに違いないし、番組としてもいい感じで締まると思ったから。
ただ、今回の決勝進出者に多く共通するのが、1ネタ見れば充分だと、1ネタ目見て2ネタ目どんなんだろう~ってワクワクさせるコンビが少なかったこと。でもそれ言っちゃうと、なんで最終決戦でもう1ネタやんなきゃいけないんだよって話になるんだけど。

で、オードリーはネタが素敵。突っ込まれたことを突っ込むっていうね?かなり巧妙に作られている。ただ、突っ込みの人が、もう少し声が張って表情があるといいんだけど。
あのコンビの形は南海キャンディーズなんだよね?ボケとネタとボケのキャラはオードリーが格段上だけど、役者としては山ちゃんが上。あの位緩急があるともう最初から最後まで大爆笑だよ。

今大会は平均的によかったけど、それが今のお笑いブームの過渡期であることを表わしているんではなかろうか。

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2008年12月22日 (月)

動くFuttongを喰らって下さい

先週の土曜日のライブ・イン・新大久保水族館での映像です。

http://jp.youtube.com/watch?v=xHK0_eboqeo&NR=1

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2008年12月 3日 (水)

シブヤでスタジオ

Futtongは年末調整ばりに今月はライブがあるので、珍しく平日、スタジオに入った。うちのメンバーはきちっと社会人でもあるので、僕を除いては平日かなり忙しい。ように見える。だから平日スタジオというチョイスは普段は考えないのだが、週末ライブで埋まっているとこりゃ平日しかない。んで、たまたま12/3、奇跡的に皆の都合があったので入ることになったってわけ。毎年12月はベースの3森君が仕事で忙しくなるので、残りのライブ全てSweep/addの加藤さんにお願い。ありがたやありがたや。平日という言葉を5回も使った。

平日の、仕事後のスタジオって大変。社会人の方は皆そうやって練習している人多いと思うけど、疲れるね?疲れるしあまり高揚しない。高揚しないから頭とか耳が冷静でいつもより音がクリアに聴こえた。スタジオのおかげかな?でもいつもと同じスタジオだし。だからか、いつもよりガッチリ練習した。いつも言っているが、僕は練習好きなんです。こうやって繰り返し繰り返しすることで研ぎ澄まされていく感じが好きなんです。こういう繰り返しをするからこそ、アドリヴなんかも冴えるわけです。いつもという言葉を5回使った。

新曲。細かいアレンジを確かめながら繰り返し演奏。今度の曲は聴き心地はわかりやすくてポップなのだが、歌うのがすっごく難しいんです。僕大変。でも、演奏はいいです。

偶然にも学生時代のサークルの先輩方に遭遇。今度ライブをするので練習しているそうだ。ビートルズとかホール&オーツをするそうだ。チョイスがさすがだ。

スタジオ後は食事へ。ギターのゆうじ君は明日が人間ドックのため飲食できないから帰って行った。はてさてゆうじ君の身体はどんな具合でしょうか?結果報告を待つ。

うちのドラム担当のキック貝田は普段音楽の話をしないのだが、あ、音楽の話しないし音楽も聴かないのだが、加藤さんと一緒だと音楽話で盛り上がる。貝田の好きな80年代の邦楽を加藤さんがよく知っているから。昨日はCCBやチェッカーズやユニコーンやオメガトライブやヨーロッパやデッド・オア・アライヴやリック・アストリーやそんななつかしのアーティスト名が次から次へと。もしやFuttongのルーツはここにあるのか!?そんな馬鹿な~。

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2008年12月 2日 (火)

微かに親孝行

日曜日に、母親の還暦祝いのお茶会があったので、受付としてお手伝いに行った。

武蔵境にある「~庵」という場所まで。朝9時に集合すると、うちの母親は完全にテンパッていて、お弟子さんたちに向かってキーキーヒステリックに指示している。相変わらずなのである。おかしかった。お弟子さん達はそんな母親に慣れているようなのもおかしかった。

お茶会自体はたくさんの方に来ていただいたようだ。

僕も、10~15年ぶりに会う親戚や、幼馴染のお母さんに会ったのだが、女性は変わらないなぁと思った。受付にいて、知っている人がいるとまず僕が気づくんだもん。で、声をかけると、数秒間、僕のことジィッと見てから、「あぁ!!欽哉君??」てなる。

変わらないったって、もちろん年は取るのだから、それなりに老けてはいくんだけど、パワー??パワーが衰えないからあまり老けた感じがしないのだ。素晴らしき生命力だ。それを証拠に、今度の土曜日のライブには母親や僕の叔母、幼馴染のお母さんも来てくれるようだ。

男性は、60歳を越えてくると見事に老けてくる。これも世代によるのだろうけれど、団塊の世代前後の人は、リタイアした後急激に老ける気がする。高度経済成長~バブルを経て、仕事もそうだろうけれど、僕はね、酒とかタバコも大きいと思ってる。

ただ、僕が将来しょぼくれたジジイになってもそれはそれで仕方ないかなとも思うので、本人達もそんなに気にしていないのかもな。

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