2006年7月 9日 (日)

男のロマン

男のロマンとは何か?それはそう、もちろん自慰行為である。またの名をオナニーである。あ、普通はオナニーと呼んでまたの名を自慰行為というのか。あたりさわりなく呼びたいのであればひとりエッチでもよい。どんな男でも一生付き合っていく行為である。それは彼氏がいようがいまいが、結婚していようがいまいが、おこない続ける男の業である。女性に関しては人によるようだ。

僕はとても晩熟で、この行為を覚えたのが人より遅かった。あれは確か高1の冬か。とにかく背中に電撃が走ったね。まあそれはいいとして、この行為ですごく背筋の凍った出来事があるのでその話を。言っとくけど、ここで引いてる女性諸君。引かないでね。100人男いたら100人してっから、オナニー。だからこれから書く行為は誰にでも覚えのあることで、もうだから是非とも僕を白い目で見ないでほしい。

時は15年前。まだ実家に住んでいた僕。夏休みに僕以外の家族3人が旅行に行くというので、僕はお留守番。多分留守番を立候補したのは、当時の彼女を家に呼べるぜ、とかそういう策略があったからだろうが詳細はあまり覚えていない。それはそれとして、家に一人ということはもう、エロビデオ見放題である。朝も昼も夜もである。

さて、こっから本当に下品な話になるが、男はその自慰行為というものを行った場合、その結果として出たものは大概ティッシュの中に吐き出す。そしてそれをトイレに流す。だが、家族が誰もいないその間、僕はそれを捨てなかった。居間のあちこちにポイ、ポイと捨てていたのである。この解放感たるや。

で、そのままにして留守番二日目の昼、家族はその日の夜帰ってくる予定。飯を食おうとチャリで出かけた。5分後、見たことのある車とすれ違い、車が止まり、窓が開く。うちの親だ。

「予定より早く着いたから今から家に帰るわね」

僕は青くなった。なぜなら家は、ティッシュの固まりがあちこちに散在しているからだ。やばいよ、まるで暑い夏休みを少しでも涼んでもらおうと、雪のデコレーションをしたと思われる‥‥。いや、そう思われるのならむしろ助かったってもんだ。

「ああ、そう‥」

と落ち着いた風をして、僕はあり得る限りの近道をして、家へ猛ダッシュ。居間に散らばっているティッシュの固まり達をあわててトイレに流し込む。

ホッ。

今でもゾッとする。もし、あの日、僕が家族の車とすれ違わなかったらと思うと。

こういう話は駄目ですか?もしアリなら、この手の話で笑えるのまだまだたくさんあるんですけど。抗議はメールにて受け付けます。

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2006年4月 9日 (日)

あなたは僕のストーカー

この話は、以前あちこちで話した覚えがあるから、知っている人は、ぜひともすっ飛ばして、阪神金本選手への祝福に専念して下さい。僕も後から加わりますから。

ちなみにこの話は若干ストーカー話とは異なりますが。

話は遡って中2のバレンタインデイの時。大してモテもしない僕はバレンタインデイっつったってチョコなんかもらえないので、どうでもいい日だったが、なぜかその年、うちの妹経由でチョコをもらった。(ちなみにうちの妹は僕の1ッコ下、年子です)。晩熟な僕はどうしていいかわからないので放っておいたら、うちの妹か母親が勝手に気を使って、その子にお返しをしたらしい。

その子をFさんとしましょう

そのFさんから、高校三年までチョコをいただくことになるが、結局一度も会ったり話したりもせずじまいで終わった。大学入ってからは途切れ、だから僕もすっかりFさんのこと忘れていた。

大学を卒業して、フランスに留学することを決めた僕は日々バイトをしていた。留学の時期もせまったある日、母親が

「ここのところあなたがいないとき、Fさんって女性から電話があるんだけど、勧誘かと思って放っておいたらそうでもなさそうだ」

とのこと。ふーん、誰だそのFさんってのは、何て話してたら、うちの妹が

「ああ、Fさんってお兄ちゃんに一時期チョコあげてたあの子じゃない?ああ‥お兄ちゃんあの子けっこう思い詰めるタイプだから気をつけね?」

とか言われて、じゃあまあ放っておこうって事になった。

ある日、珍しく家にいた僕は、チリリリとなった電話にこれまた珍しく出た。

僕   「もしもし?」

Fさん 「あ、わたくしFと申しますが、もしかしてキンヤさんですか?」

僕   「ああ、そうですけど‥」

話を聞いてみると、電車の中でたまたま僕を見て、懐かしくなり電話をしたとのこと。で、もしよければ会って話でもしませんかっつうわけ。

まあいいですよ、なんてことになり、後日駅前のマックだったかな?で話をすることに。

実は初対面だった僕。初めてFさんを見たが、とても普通の感じのいい女の子。なんなら結構モテるんじゃないの?って感じ。

それでとりとめもなくいろいろな話をしたわけ。お互いの近況とかいろいろ。でお互い彼女やら彼氏はいるのかっていう話になって。

僕   「うん、彼女いるよ、Fさんは?」

Fさん 「今はいません。何人かの方とつきあったんですけど、なかなか‥。でも、今日久しぶりにキンヤさんに会って、ずっと昔に忘れてきたものを、今日、見つけた、気、がする。」

サアアアアアアア‥。引きましたよ今、大きな波が。このFさんの言葉の「、」に着目してね?ほんとにこういう間で話したんだから。どうでしょう皆さん。

僕は、ちょっとやべえ方向に進みそうだなと思い、帰りましょうかっつって、席を立つ。

帰り道の会話。

Fさん  「今日は楽しかったです、ありがとうございました。それで、お忙しいのは承知のうえなんですけど、また会ってくれませんか?」

僕    「いや、留学の準備とかで忙しいし、バイトもしてるし、彼女とも会ったりするから難しいなあ」

Fさん  「でも。ちょっとならいいでしょう?別に付き合って下さいとかそういうことではないですから!」

僕    「い、いやでも難しいよお汗」

そしてらなにやら隣からシクシクという音が‥。

え、な、泣いてる?

Fさん   「どうして会っていただけないんですか?ひどいです、ひどすぎます!私はこんなにあなたのことを‥‥ひどいです、どうしてわかってくれないんですか!?涙涙」

と言って僕の腕をガッシリつかむ。

わあ、もうどうしよう、困った。こんなこと過去にないから対処の仕方もよくわからないよお。

とにかく僕は必死で説得するが、Fさんは上記のことをただ繰り返すだけ‥‥。そんなことしているうちに僕の家に着いてしまったが、とても帰れないのでそのまま通り過ぎる。

その間彼女はシクシクと泣き続ける。

そんなこんなしているうちに彼女の家のそばまでたどり着く。

Fさん 「どうしても会ってくれないんですね?」

僕   「うん、申し訳ないんだけど‥」

さん 「‥‥わかりました。‥‥じゃあ最後に握手してください。」

僕   ああわかった

つって握手。‥‥‥‥なかなか離してくれません。ガッチリ握手しっぱなし。この後Fさんから思いもよらぬ発言。

Fさん 「最後に私を抱きしめて下さい!」

僕   「え、えええ!?それはできないよお!」

Fさん 「なぜですか!?だってもう二度と会えないんでしょう?だったらいいじゃないですか!!??」

とものすごい剣幕なわけ。完全にたじろいでしまった僕。このままでは帰れない。苦渋の選択。

僕   「わ、わかった」

つってさ、80年代トレンディードラマばりにギュッといきましたよ。これ書いてるだけでも超恥ずかしい。

握手の時と同様、ガッツリベア・ハッグ状態でさ、時間が過ぎていく過ぎていく‥。地元だし、万が一友達とか通り過ぎたりしたらどうしよう‥とか頭ん中でぐるぐる考えていたわけ。「キンヤ何やってんの?」とか聞かれたらどう答えればいいわけ?「抱きしめ中」とか答えるの?言えないっつうの。そんなこと考えていたらさらにFさんから衝撃発言。その状態で僕の耳元で

「‥‥キスは?」

僕、キャアアアってなって「それはできないよ、ごめえええん!」つって逃げるように帰っていきました。

これ、後日談があるんだけど、それから数ヶ月後、もうフランス行く直前にまたFさんから電話あり(その時も偶然僕が電話出たんだよね)

Fさん「先日はご迷惑をおかけしてすいませんでした、でもすっきりしました。ふっきれました、もう大丈夫です。だから会って下さい!」

‥‥‥。何が大丈夫なわけ?でもここは穏便に済ませようと思い

僕「わかったわかった、でも今月忙しいから、来月電話もらえますか?」

つってそのままフランスに出発しちゃいました。Fさんごめんね、でもこれしか方法が‥。

フランスに着いてしばらく経ってから実家に電話すると、Fさんからたびたび電話があるとのこと。ふう汗。

あのね、これモテ話かよ、自慢かよ、と思う人がいたらどうぞ僕と同じ目に遭って見て下さいよ。怖いんだから。まあ、僕のような人間だから余計上記のようなタジタジの感じになっちゃうかもしんないんだけどさあ。

今日の1曲  キザイヤ・ジョーンズ  「ハロー・ヘヴンリー」

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